●語学留学について
Q)女子高2年の娘が今度ニュージーランドの高校に編入する事に成りました。卒業できるまでは日本に帰らないという決心の様で親としてはこの不況で不安があります。学校費用は収めたのですが、9ヶ月は学校の寮に住むのですが後はホームステイの予定です。3ヶ月のうち1ヶ月は語学学校に行く予定です。
相談はこのホームステイの費用と語学学校の費用を日本のエージェントを通さないで現地で支払う事はできないか?と考えているのですが、良くわからないのです。
娘は2月に出発の予定です。恥ずかしいのですが兄が2人いてそちらの大学費用も県外なのでかかります。
娘は大学もできれば日本ではなくニュージーランドのを大学を希望しています。英語をきちんと身につけたいと言う事なのです。
今年の夏にはオーストラリアの方に学校から2週間短期留学し、現在はニュージーランドの方に英会話を習っています。
1月の半ばになると費用は用意できるのでANZ銀行に預金できるかと思います。ホームステイとかは12月頃だと思いますので語学学校が週350Nドルホームステイが週190Nドルです。全くわからない事ばかりなのでよろしくお願いします。
A)3人のお子様を義務教育以外の学校にお進めしているとの事、学費をはじめさぞ物入りの事とお察し申上げます。
当地ニュージーランドでは子供の教育を親が見るのは16歳までで、それ以降は子供が自分の裁量で決めているようです。
その代わり子供が親の老後の面倒を見るとか家督を継ぐとか言う制度は一切無く、親子関係は割り切った考えで続けられているようです。
日本も早くその様になってほしい物ですね!
さて、ご相談の件ですが語学学校とホームステイはエージェントを通す事はありません。
こちらでのホームステイ先はたくさんありますので娘さんに合うホームステイ先を探して下さい。
ホームステイを無料で紹介しているところもありますので安心してください。
又、その費用は娘さんがニュージーランドに来るときに日本円で持ってきて現地でNZドルに交換の上、預金しておき必要なときに支払うようにして下さい。
預金の仕方がわからないときは日本人が窓口にいる銀行もありますので心配は要りません。
語学学校の件ですがメールによると9ヶ月は全寮制の高校に編入されるとありますが小生の考えではそれだけあれば語学学校に1ヶ月入学する必要は無いと考えます。
こちらの語学学校は簡単な英会話を教える所ばかりであまり役には立ちません。
それよりもこちらの大学を目指すのであれば入試専用の学校がありますのでそちらに入学した方が良いかと思います。
いずれにせよまだ時間がありますのでじっくり本人と相談する事です。
●ニュージーランドでの国際結婚
Q)私の娘は3年ぐらい前に、語学を学ぶ為とワーキングホイデーをかねてNZに渡りました。
その時彼女はまだ18歳の高校出たてで、送り出す私たちはものすごく不安でしたが、なんとか1年を過ぎ日本に帰ってきました。
しかしなんとその時には、お恥ずかしい話ですが、NZ人の子供を身ごもっており、本人達が結婚を強く希望していましたのし、私も昔からNZと言う国に住みたいと言う希望をもっていましたので、許すことにしました。
それから色々あって、結果的に今ではNZに我が家を購入し、そこに息子と、長女そして次女とその子供4人でくらしています。
娘が結婚した相手は、日本に娘と来ている時は、私の仕事の関係でバイトしたりはしたのですが、あまり仕事が好きでは無く、NZに帰ってからもほとんど定職にはつかず、家族が紹介した仕事もすぐにやめてしまい、家にはお金をいれませんし、なにより、なにかと言うとすぐにどなったり、暴力をふるっていた為、その両親とも相談のうえ別居することにしました。
しかしここにくるまで、何をしていたのか、娘の永住権は未だ取得されてなく、向こうの母親の協力で今さら申請の準備をしていましたが、移民局に直接娘の夫から電話が入り、自分は絶対にサインをしないむねを伝えられた為、移民局では永住権の申請を受付できないと連絡が入りました。通常このような場合、常識的に考えると娘は何とか永住権を取得できそうな話ですが、そこがどうも忙しいのかそれともNZという国がそうなのか、杓子定規な答えしか返ってこない
ような気がします。
このままではもし離婚などと言う結果になった場合、孫の親権がろくでもない男の方に行ってしまう可能性も有り、どうしたら良いのか悩んでいたところでした。
娘に孫と一緒に帰国させれば、孫は既にこんな事もあろうと日本国籍を取得していますので、住むには問題ないのですが、NZにのこる事になる息子と娘が心配です。
確かに向こうの家族は好意的ですし、協力的な親戚もそばにいる
のですが、どうもうまく話が進みません。
やっぱりこういった場合、弁護士に相談したほうが良いのでしょうか。
A)昨今ニュージーランドでも国際結婚をする日本人がちらほら出てきているようですが、あまり良い話は入ってきません。と、言うのもこの国の男性は非常に楽をする事を覚えているせいか俗に言うキ−ウィハズバンドと称され、自分はあまり働かず女性を働かす傾向にあるようです。特に東洋人を妻にしたNZ人はその傾向が特に著しいようです。
さて、一番重要なことは結婚に関して正式にNZの政府に届出がしているか?どうかと言う問題です。
最近のNZ人は日本人の女性と永住権を餌に結婚すると称し、彼女達の財産や又現地で雇用させ、その収入を充てにしているやからが増えてきており、騙されたと相談に来る女性が増えております。子供がいなければ問題は無いのですが、・・・・・・・・
貴方の手紙に男性の家族が好意的とありますが、小生はそれは見せかけだと思います。もし、好意的であれば貴方が相談をする事無くビザ等は結婚と同時に取得できたはずです。
まずは、先に話したようにこの結婚が正式な物か、どうかを確かめてください”!
正式な物であれば男性が反対しようと人道的なビザが取得できるのは間違い有りません。
正式な物であればビザ取得の専門家に頼んで取得してもらうようにして下さい。
それから、これは私の個人的な意見ですが、貴方はすでにNZに家を購入したとありますが、それは誰の名義で購入したのでしょうか?
NZ人で職を持たない者は色々な手を使って他人の物を搾取し様と考えている者が多く、娘さんの別居した男性ももしかしたらその様なことを考えているかもしれないので出来る事なら現在住んでいる家を売却し、どこか違った所に買い換えたら如何でしょうか?
現在オークランドは不動産バブルの真っ最中で何時頃購入されたか分かりませんが確実に2〜3割の売却益は出ると思います。
それと小生が考えますに現在お子様だけでこちらに住まわれているならば持ち家は必要なく、借家で十分と考えます。
将来貴方がニュージーランドに住むとなった時に又、家を購入されたら如何ですか?
ただし、もし売却するときは絶対に人には任せないで貴方自身で行ってお子さんには任せないで下さい。
売却代金の受け取りもあなたがニュージーランドに来て弁護士より直接受け取るようにして下さい。
最後に言えることはニュージーランド人は相手が不動産や財産を持っていると分かると人が変わったようになりそれを充てにする人種と言えます。
小生もニュージーランドで12年間の間に被害にあったり、被害にあった人をたくさん見ております。
今回もとりあえずはその娘さんの男性の目の届かない所に移り住む事が先決かと考えます。
後のお子さんの事は別な場所でも学校や仕事先は見つかる物です。